2010年1月26日火曜日

民意

名護市の市長選挙が終わり、基地移転反対派の市長が誕生した。

民主党は確か、選挙の時から県外移転を沖縄県民に訴えていたような気がする。

民主党は確か、政権交代後に現行案では民意に添わないと言っていたような気がする。

民意民意と連呼しているうちに日米合意の実現がずるずると引き延ばされ、トラストミーと首相は言いながら、やっぱり民意(と社民党)は無視できない、名護市長選挙の行方も見守りたいなんて言っていたような気もする。

民主党は民意を重んじて決断するんだな~と思っていた。

そして反対派の候補が民主党と社民党と国民新党の3党の推薦を受けて当選した。

名護市民は何度も選挙で民意を問われ、3度まで(だったかな)無理矢理賛成した。無理矢理納得して基地を受け入れようとしていた。

それがここに来て、民意を通してくれそうな政権交代が起きて、民意に沿う移転反対派の候補を与党が推薦し、それならと市民は思い切って反対派に票を投じてみた。当然、期待は大きい。

そうしたら、直後から首相は基地移転はゼロベースで検討すると言い出した。

官房長官は、国の安全保障なのだから、必ず民意に沿わなければいけないと言う問題ではないと言い出した。

民主党は移転反対派を応援していたんでしょ。応援すると言うことは、沖縄県知事も言っていたけれど「普通に考えれば、基地の県内移転はないということ」じゃないの?

もう何が何だか訳が分かりません。

2010年1月8日金曜日

シー・シェパード

ご存じの環境保護団体。

アディ・ギル号というスパイダーマンに出てきそうな漫画みたいな格好の船を投入し、あの格好は大海を航行するには不安定なんじゃないかと思っていたら、故意か偶然か、どちらかと言えば故意かな~、日本の船とぶつかって、早くも沈没してしまった。

日本の船にぶつけられて、救助もしてくれなかったとの抗議声明を出しているようだが、今日の新聞記事には、アディ・ギル号が漂流していて、付近には搭載されていた諸々の物に混じってボーガンの矢のようなものも漂流しているそうだ。日本の船に向けて矢を放つつもりか。まるで海賊だ。

前々から思っていたのだが、欧米人というのはそもそも狩猟民族の出のせいか、すぐに手が出てくるような気がする。

捕鯨に関しては、ちゃんと国際会議で話し合いが行われていて、平行線とはいえ、調査捕鯨枠は認められていて、日本はその線に沿って行動しているに過ぎない。何のやましいところもない。

で、欧米人というのは自分たちの言い分が話し合いで通らないとすぐに腕力に頼る。

そもそも体格が勝っているので、腕っ節なら負けないと思いこんでいるのだろうか。

鯨がほ乳類の中で知能が高いとか絶滅が危惧されるとか、そう信じるなら、会議の場で地道に相手を説得しなければならない。相手の話も聞かなければならない。それが話し合いというものだ。

鯨の命を守るために、人間の命を危険にさらして良いと思うのは本末転倒だ。

それとも欧米人から見れば黄色人種の命は鯨より下ですか? 太平洋戦争の時は、原爆をドイツに落とさず、日本に落とし、その後、朝鮮半島にも落としそうになりましたよね。

肌の色で上から目線になるのはそろそろ辞めましょう。