2010年1月26日火曜日

民意

名護市の市長選挙が終わり、基地移転反対派の市長が誕生した。

民主党は確か、選挙の時から県外移転を沖縄県民に訴えていたような気がする。

民主党は確か、政権交代後に現行案では民意に添わないと言っていたような気がする。

民意民意と連呼しているうちに日米合意の実現がずるずると引き延ばされ、トラストミーと首相は言いながら、やっぱり民意(と社民党)は無視できない、名護市長選挙の行方も見守りたいなんて言っていたような気もする。

民主党は民意を重んじて決断するんだな~と思っていた。

そして反対派の候補が民主党と社民党と国民新党の3党の推薦を受けて当選した。

名護市民は何度も選挙で民意を問われ、3度まで(だったかな)無理矢理賛成した。無理矢理納得して基地を受け入れようとしていた。

それがここに来て、民意を通してくれそうな政権交代が起きて、民意に沿う移転反対派の候補を与党が推薦し、それならと市民は思い切って反対派に票を投じてみた。当然、期待は大きい。

そうしたら、直後から首相は基地移転はゼロベースで検討すると言い出した。

官房長官は、国の安全保障なのだから、必ず民意に沿わなければいけないと言う問題ではないと言い出した。

民主党は移転反対派を応援していたんでしょ。応援すると言うことは、沖縄県知事も言っていたけれど「普通に考えれば、基地の県内移転はないということ」じゃないの?

もう何が何だか訳が分かりません。

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