2008年10月23日木曜日

NHKを見ていて

毎朝NHKのテレビを見ながら過ごすのが日課となっている。大体6時過ぎから8時半の朝の連ドラが終わるまで、チャンネルはNHKになっている。

今朝のこと。野球のワールドシリーズが始まると言って試合会場から何度も中継していた。

技術が進歩して海外の映像や音声が瞬時に国内で放送できるようになったのは確かに素晴らしいことだけれど、そのために煩わしいこともあるのだな~と実感した。

ワールドシリーズは確かにアメリカ大リーグの一大イベントだし、両方のチームに日本人が一人ずつ混ざっていて、まったく無関心でいられる話題ではないかもしれないけれど、まだ試合が始まる何時間も前から刻々と状況を実況中継するほどの重大イベントだろうか。おまけに、今朝は岩村選手の故郷である愛媛県からの中継もやっていて、出身校の高校野球部の練習風景やかつてのチームメイトのコメントなどが愛媛県から生中継で放送されていた。

そこまでたくさんの時間と人員と手間を割いて、NHKの趣旨としては

「ワールドシリーズ、是非見てね」

と言うことなのだろうか。それ以外にはこの中継の狙いがどうしても思いつかない。でも、NHKは公共放送で、素直な我が家は昔から粛々と視聴料をお支払いしているのだから、一言くらい言っても良いと思うのだけど、時局の一番組の視聴率を上げるためとしか思えない話題というか宣伝を朝のニュース番組であんまりたくさんやらないで欲しい。

岩村は確かに頑張った。渡米一年目でここまでチームに感謝される存在になってえらいと思う。だけど、それとこれとは別だから。ニュース、つまり世界の情勢、国内の情勢、社会事件について知りたくてチャンネルを合わせているので、「みなさまお待ちかねの~」みたいな感じで盛り上げようとしても、私はちょっと盛り上がりませんでした。

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