2009年12月18日金曜日

死刑判決

土浦の連続殺人事件で犯人に死刑判決が下ったそうだ。

記事によると、退廷する際、被告は満足そうににやりと笑ったように見えたとあった。

この犯人は元から死にたいという願望があったが、自殺できなかったために死刑になろうとして事件を起こしたと言っている。

それで死刑判決というのは思い通り、希望通りで、それで良いのかと思ってしまうが、記事の中では亡くなられた遺族の方もそう言う忸怩とした思いを抱かれているように書かれてあった。

死刑の執行というのは、たぶん清く正しく生きているであろう刑務所勤務の方が刑務所勤務と言うだけで仕事の一貫として殺人行為を行わなければいけなくなる苛酷な業務だ。

以前にこういう我が儘な自分勝手な動機で罪もない人の命を奪った人間は、死刑の前に臓器移植に同意すべきだと書いたことがあるが、それに加えて、死刑も

自分で執行してもらう

ことにすればいいのではないだろうか。つまり、準備だけしておいてあげるから、自分で首を括ってもらうとか、自分で薬物を注射するとか、自分で薬を飲むとか…。

この犯人に関して言えば、死刑を執行する刑務官の方も気が楽になるだろうし、そうするのが遺族の方にとってせめてもの慰めになるのではないだろうか。

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