2009年12月24日木曜日

国会議員のバッヂ

鳩山総理が元秘書が起訴されたことに関してなぜだか「衆議院議員」として謝罪会見を開いた。

ご本人が蕩々と言い訳と釈明を述べた後、記者との質疑応答になり、最初の質問が、自民党の加藤紘一議員の秘書が起訴されたときの自身の発言についてだった。曰く

自分にそうしたことが起きたら、国会議員のバッヂを外します

と言ったことと、今回の出来事との整合性は?というものだ。

それに対して総理は、自分の秘書は私利私欲のためにやったのではないから、あの時とは違う、だから私も辞めないと言うように答えていた。

つまり、秘書が私利私欲ではなく、滅私奉公でお金持ちの家の中での親から子への密かな大金の受け渡しを実行してあげるのは実は構わないと言うことなのだろうか。

要するに、お金持ちの場合は、お坊ちゃんがあずかり知らぬところでいつの間にか親のお金が自分のところに移動していても、それは大した問題ではないと言われたような気がした。

日本のお金持ちの方、良かったですね。総理がそうおっしゃっています。総理がおっしゃるのですから、同じようにしても、きっと大丈夫でしょう。遺産相続より生前贈与の方がお得なんでしょう。大いに勉強させてもらいました。

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