フィギュアスケートのグランプリファイナルが昨日終わり、日本人選手は女子・男子ともに最高位が2位という結果だった。
以前から冬の風物詩としてフィギュアスケートを観戦するのが好きだったが、最近は日本人選手の活躍でさらに見るのが楽しみになってきていた。
ところが、ここ数年はどうも趣が違ってきたように思える。専門的な知識があるわけではないので、細かい指摘はできないが、見ていて詰まらなくなってきた。
なぜか。
フィギュアスケートはスポーツだし、こうした試合に出場しているのは一応アマチュア選手だ。だから、最高を求めてベストを尽くす姿を期待したい。だが、最近は「最高を求めてベストを尽くす」というのは、華々しい大技、難易度の高い技に挑戦するのではなく、内容を変えず、一つの技の完成度を高めるという方向性が顕著になってきているようだ。
すると、選手は自分の自信のある技だけを織り込んだプログラムを淡々とこなすようになって、こぢんまりとまとまっているかもしれないけれど、見ていてハラハラドキドキするけれど、成功した暁にはすかっとした感動を覚える…と言う内容が期待できなくなってしまった。
それでも、まだ大技に挑み、自分を高めようとする選手はいるから、期待してテレビ観戦するのだが、結局のところ、無難にこなした選手やレベルを提げてそつなくまとめた選手が上位を占めてしまう。面白くないなあ。
国際スケート連盟が規則を変え、ポイント制度を変えて、そう言う風になるようにフィギュアスケート競技の内容を変化させてきたのだそうだが、どうしてそう言うことをしているのか疑問だ。
オリンピックが終わるまでは混乱の元になるからさらなる変更はないかもしれないけれど、オリンピック以後はもう少しフィギュアスケートの醍醐味が味わえるような方向に進路変更してもらえると一ファンとしては有り難い。
具体的に言うと、
高橋大輔 頑張れ!
浅田真央 頑張れ!
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