2010年10月1日金曜日

てっぱんを見て

ゲゲゲの女房の後番組てっぱん。

前の番組が大好きだったので反動でつまらないのではと思ったが、今のところ意外に見られる。

しかし、どうしても腑に落ちない疑問が2つある。

まず、主人公の母親は尾道の主人公の育ての親と親しかったらしいが、子供を産んで亡くなった後、育ての親が八方手を尽くして親類縁者を捜したのだが見つからず、やむを得ずこちらでお寺にお骨を納めたと言うような話をしていた。

しかし、18年近く経ってから、主人公の祖母が尾道にやってきて、どういうマジックなのか、いきなり娘の愛用品であるトランペットをすんなり手に入れてしまう。

トランペットに写真が入っていたので、主人公の現在の家にすぐ来られたという説明には納得がいった。

しかし、娘はすでに死んでいた。孫は何も知らず育ての親に育てられ、すくすくと成長していた。

祖母はそれを知って「何も起きなかったと思え」と言うような置き手紙を残して、それなのに主人公の母の形見であるトランペットは置き去りにしたまま姿を消してしまう。それ、置いたままでは忘れられないでしょう…。

今日の番組で、主人公はトランペットを祖母の元に返しに行った。

「忘れてしまえ」と言い残して姿を消した、急に現れた祖母。住所はどうして分かったのだろうか。

主人公の母が亡くなったとき、どうしても分からなかった親の住所がいつの間にかみんなに分かっているようだ。

老母が娘の形見のトランペットを入手した経緯と主人公が祖母の住所を知った経緯はこれから説明があるのだろうか。せっかく面白いかもと思って見始めたドラマなので、できれば筋書きに齟齬を来すような不自然なところが出ないように脚本家は配慮し、よく原稿を見直して欲しい。

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