2008年9月3日水曜日

ハワイのゴミ

しつこくハワイの話が続きます。

この間スーパーでの買い物について書いたけれど、買い物をしていて日本と違うな~と強く思ったのが、卵の色とスイカの形と牛乳の味。

まず卵の色が真っ黄色だ。日本の卵の黄身は橙色に近い黄色だけれど、ハワイの卵はピュアな黄色をしている。何故?

次にスイカ。アメリカンフットボールのように細長い形をしている。日本のスイカは丸いものね。スイカといったら味を説明するのはとても難しいけれど、でも、味は日本のスイカの方が濃くて美味しい気がした。それにスイカにかじりついたときに何というのかな、さくっというかシャリっというか、瑞々しくて甘い食感があるのも日本のスイカだ。ハワイのがまずいというわけではないけれど。

最後に牛乳。日本で売っているサイズより大きいペットボトルを消費する自信がないので、これは1000mlのペットボトルの話。もっと特大サイズのボトルやペットボトルでは事情は違うのかもしれないけれど、牛乳には3種類あって、skim milkと2% reduced fat milkとビタミンDだかなんだかを添加した牛乳がある。ビタミン入りが若干高かったような気がする。最初にスキムミルクを買ったが、これはさらさらで、牛乳を飲んでいる気がしない。それで2% reduced fatの牛乳にしたところ、スキムミルクよりはマシだけれど、やっぱり日本の普通の牛乳が美味しいという家族の結論になった。

ところで、ハワイは数年ぶりだけれど、気温的には温暖化とは無縁で、数年前と何も変わっていないように感じた。つまり、26~27℃といったところで、涼しい風が吹いているせいか、タクシーに乗っても空調が入っていないことの方が多い。部屋の空調もずっと停めたままで何の不自由もなく、快適に過ごせた。それなのにビーチに出ると、日差しがきつく、砂浜は焼けるように暑い。水は冷たいのだが、いったん泳ぎ始めてしまえばとても気持ちがいい。

ハナウマベイなど厳しく環境保護に努めている場所もあるから、この環境を維持するために人間の暮らしもさぞかし…と思うと、これがそうでもない。

たとえば部屋のキッチンにはディスポーザーが設置されている。生ゴミは粉砕して下水道に流してしまう。

ショッピングセンターのフードコートでラーメンを食べた。いくらお汁が美味しくても、全部は飲めないでしょ、普通。で、辺りを見回しても、ゴミ箱は1種類しかない。今時、日本ではマクドナルドでも液体、紙、プラスチックと3種類に分別して客がゴミ処理をしているわけだし、という目線で辺りを見回してもどうもそれらしい分別用ゴミ箱がない。ラーメンカウンターのおじさんに聞いたところ、

全然構わず、全部まとめてゴミ箱へ入れてください。

ということだった。というわけで、相当の罪悪感を感じながら、お汁が半分くらい残っているプラスチック製どんぶりをゴトンとゴミ箱に放り込んだ。後日、同じフードコートでのどが渇いてコーラを飲んだのだけど、これがまたミディアムサイズを頼んでも、日本のラージサイズくらいあるため、全然飲みきれず、普通、ゴミ箱にこの手のコップを捨てると

パサッ

という音がするものだけれど、ハワイでは

ゴトンッ

という音がしてしまう。こんなんでゴミはどう処理しているのかな~と思ってネットでちょっと調べてみたけれど、魔法のゴミ処理場があるわけでもなく、他と変わらないやり方で処理しているようだ。ただ、ゴミが多すぎて環境汚染の問題が生じつつあり(当たり前だと思うけど)、自然が売り物のハワイで環境が破壊されると大変なので、ゴミは米国本土に持ち込んで処理してもらおうとか言う動きがあったとどこかに書いてあった。その後どうなったのか知らないけれど、とりあえず、自分たちでもできることをして、観光客にも同じようにするようにしたほうがいいでしょう。

それにしても、こんなゴミ処理事情でも、気温があまり変わっていないようなのは何故なんだろうか。不思議だ。

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