2008年9月8日月曜日

若の鵬の釈放後記者会見

今日は相撲界にいろいろなことが起きた。

精密検査の結果がクロだったことを受けて、疑惑の2力士が釈明する場が理事会だかで設けられたが、この二人はとうとうしらを切り通したようだ。検出された薬物の濃度が通常の5倍とか10倍とかで、とても副流煙で吸い込んだレベルではないと言うのに、絶対に認めない態度はどうだろうか。それでいて、最初の簡易検査の2,3日前の行動を聞かれると「覚えていない」というのは何なんだろうか。

それで、北の湖理事長はとうとう引責辞任に追い込まれ、二人の力士は解雇された。

その後、若の鵬が釈放されて、記者会見に姿を現した。それを見ていたら、「相撲協会、済みませんでした。北の湖理事長、済みませんでした。○○親方(自分の部屋の親方かな?)、済みませんでした。日本のファンのみなさま、済みませんでした」と、何の言い訳もせず、ひたすら謝っていた。潔くて清々しいと思った。

しらを切り通した2力士も、自分で栽培していた様子はないので、大麻はどこかから買っていたのだろうから、やっていたことを認めると、調達ルートの話になって、売買した事実が判明すれば逮捕されるし、他にも逮捕者が出るだろうから、おいそれとなんでも話すわけには行かないのだろうけれど、それでも、あそこまで徹底的にしらを切り通すのではなく、最初から「済みませんでした」と素直に非を認め、「今後は二度とやりません。自分は相撲が大好きです。絶対にやりませんから、相撲を続けさせてください」と素直に謝っていれば、もう少し違う展開になったのではないか。あそこまでの状況証拠が揃っているのに、最後までしらを切り通した二人の態度は最悪だったし、「親の務めだから」の一点張りだった二人の親方もおかしかった。親は盲目的に信じるだけでなく、信じてやるなら、世間からも信じてもらえるように、納得のいく説明をするべきだった。この節、学校でも保護者会で先生から「子どもは嘘を付きます」といわれることも珍しくないのを親方衆はご存じないのかな。

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