2008年9月6日土曜日

大相撲の大麻騒動

大相撲では先日ロシア出身の力士が1人逮捕され、その後何の目的があったのか、抜き打ちの薬物検査をしたところ、2人の力士に陽性反応が出た。

その2人の力士が部屋もばらばら、出身地もばらばら、交流もなし、というのであれば、こんな騒ぎにはならなかったと思う。

最初に逮捕されたのがロシア人で、今回の2人もロシア人。しかも兄弟。どうしたって因果関係がスムーズに連想できてしまう。

それなのにご本人たちは「絶対にやっていない」の一点張り。あまりに堂々と主張するせいか、親方も理事長も可愛い弟子の言葉を信じてやりたいという気持ちになっているようだ。

ところが、IOCだかから公認されている国内唯一の検査機関による検査でもクロと出てしまった。これってどういうこと?

それでも1人はさらに記者会見を開いて「絶対にやっていない」。

絶対にやっていないなら、どうしてこういう結果が出るのだろうか。

当人たちの報道されている言い訳を見ると、兄弟揃って歩けないくらい腰が痛かったのだとか。歩けないくらいの腰痛なら回りも当然気付くでしょうから、誰か「それは本当だ」と証言してください。

次に腰痛の痛み止めを薬や注射で日本人の医師から処方されていたという説明もあったので、その痛み止めの薬と注射も公にしてください。一番手っ取り早いのはこれを処方したお医者さん本人が公の場で「これこれの薬を処方し、注射もしました。これが原因で薬物検査にひっかっかった可能性がものすごくあります」と証言してください。「処方された」ということなら、お医者さんがいるはずでしょ? 何で今までそのお医者さんが出てこないのだろうか。同部屋の力士による「本当に歩けないくらいの腰痛だったす」という証言も出てこないのだろうか。検体を専門機関に提出するまでにもものすごく時間がかかっていたようだし、今回の大麻騒動は首を傾げることだらけだ。

マスコミのみなさま、取材、よろしくお願いします。

0 件のコメント: